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国民健康保険料の納付期間延長問題、国民よ、怒れ!

本日は2022年10月27日、定年退職日まで521日。

昨日から報じられている国民年金(基礎年金)の保険料の納付期間延長問題、厚生労働省の「社会保障審議会年金部会(第1回)」が開催されたのは10月25日(火)の午後で、今後議論を進めるという話なのに、今日の朝日新聞の1面には「国民年金 64歳まで納付案 厚労省25年の法改正めざす」の大見出し、このまま既定の話として進められていくのだと、暗澹とした思いに駆られる人も多いのではないでしょうか。

皆さん、そろそろ怒りませんか?

60歳定年で継続雇用をしない予定の私も非常に怒っています。ここに来て私の老後の計画を崩壊させる気かと(ま、私の場合は経過措置があるとは思いますが)。

新聞には、65歳まで継続雇用されて厚生年金保険料を払い続けるサラリーマンには追加の負担は生じない、と書いてあるのですが、裏を返せば「65歳まで絶対働け」ということでしょう。

「50代でリタイア可能、老後は悠々自適」みたいな明るい未来を提示するのが政治と行政の役割なのではないでしょうか。

国税庁のWebサイトは「経済社会の変化にともない税の制度は変わってきました。これからも、豊かで安定した社会を築くために、税のしくみは変わっていくことでしょう。」と書かれたページがありますが、税の仕組みはどんどん変わっていくけど、国民は豊かな社会を実感できていないという...。

ちなみに保険料納付期間が5年間延長されることで、月約65,000円の基礎年金が約73,000円に増えるということですが、国民年金保険料は月額16,590円ということなので、元を取るのに10年5ケ月かかります(^^;

 

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