老後のお金を考える。

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老後資金の必要額を計算してみた

本日は2022年10月5日、定年退職日まで543日。

昨日、老後に必要なお金を6,374万円、年金等の受給見込み額を3,457万円と試算し、その差額が2,917万円になることを書きました。
今日は、この差額分をどのように手当するかを考えたいと思います。

私の正味資産は、9月30日時点で1,484万円、その後車の購入費を支払ったので現時点では1,169万円となってしまいました。

定年退職までの給与の回数は残り18回、毎月の黒字額は平均で5万円ぐらいなので、5万円×18回で90万円、ボーナスが3回で50万円×3回で150万円。
1,169万円にそれを加算すると1,409万円になり、差額分2,917万円との差は1,508万円。

ここで出てくるのが退職金です。ざっと試算してみます。
私の場合、昇給はすでに停止しているので退職時の給与は確定していて基本給38.5万円、退職金の支給率は62.0で、支給額は2,387万円。
勤務年数が40年なので、退職所得控除額が800万円+70万円×(40年-20年)=2,200万円。
勤務年数が長いと退職所得控除額が大きく、課税退職所得金額が195万円以下になるので、所得税の税率は一番低い5%。
所得税額は(2,387万円-2,200万円)×1/2×5%=46,700円(100円未満の端数切り捨て。以下、同様)。
これに復興特別所得税を加えて、46,700円×102.1%=47,600円。
退職所得住民税は、市民税が6%で56,100円、県民税が4%で37,400円。
特別徴収の市民税の残額2ヵ月分を48,900円と見込んで、控除額の合計は19万円、退職金の手取り額は2,368万円になります。住宅ローンはないので、これを全額老後資金に充てることができます。
足りないのは1,508万円ですから、退職金を加算すると860万円の余裕があるということです。やったーっ!!

ただし、これはあくまで月の支出を18万円に抑えることができたら、の話。今は25万円くらい使っているので、差額は7万円、生活レベルを下げないままだと80歳までの20年間で1,680万円となり820万円の不足になってしまいます。
また、人口減少(=若年人口の減少)により年金の受給額が減っていけば、不足額はさらに大きくなります。病気になって、医療費が嵩むのも心配です。
つまり今後の課題は、支出を抑制すること、手元資金をできるだけ増やしていくこと、健康を維持すること、この三つです。特に「支出を抑制する=生活レベルを下げる」ことは、退職までの1年半の間に実現しておく必要があります。

明日は、投資の状況について書こうと思います。

 

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