老後のお金を考える。

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年金資産を放置する人がいるそうで

本日は2022年11月3日、定年退職日まで514日。

11月2日付の読売新聞の1面に「企業型DC 年金資産放置112万人 転職・退職時 手続きせず」という記事が載っていました。
https://www.yomiuri.co.jp/life/20221101-OYT1T50325/
記事の中にはこれに該当する人の声として、

増加している背景には、退職時の忙しさや、制度の理解不足がある。東京都内の女性会社員(41)は昨年8月に転職。半年後に自動移管の通知を受けた。「以前勤めていた会社から説明を受けた記憶はない。知らない間にお金が移され、手数料が引かれるのは釈然としない」と話す。

そう書いてありました。
これは会社の説明不足だけが原因なのでしょうか?
ま、私も中小企業退職金共済中退共)の退職金(解約手当金)請求の手続きについて、退職した社員に全く説明しない企業がある、という話を聞いたことがありますが、企業型確定拠出年金の場合、加入者宛に取引状況を知らせる書面が届いているはずですし、従業員が掛金を自分の給与から拠出する選択制DC制度の場合は給与明細に「生涯設計手当」といった名目の記載があるはずなんですけど。
私の同居親族は「給与明細は振込額しか確認しない」と言っていますが、そういう人、意外に多いのでしょうかね。
ちなみに私の職場では、中途採用の人には「前職で企業型DCに加入していた場合は、半年以内にiDeCoに移すこと」という説明をし、iDeCoへの加入について支援しています。
将来の年金不安からか資産運用について吃驚するほど詳しい人がいる一方、お金にあまり頓着しない人もいるのだと思わされた記事でした。

 

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